
イタリアのヴェネチアと言えば、ヴェネチアングラスが有名ですが、レース編みを生産しているブラーノ島はご存知でしょうか。
ブラーノ島はアドリア海に浮かぶ、ヴェネチア本島から水上バスで40分程の場所にある小さな島です。半日で観光することが可能なので、ヴェネチアングラスで有名なムラーノ島とセットで訪れる観光客が多いです。
島に到着し最初に目を奪われるのが、そのカラフルな町並みです。オレンジ・ピンク・ブルー・赤・黄色・紫といった色とりどりの家がズラ〜っと並んでいるのです。もともとはブラーノ島の漁師たちが、漁から冬場に霧が立ちこめるブラーノ島に迷わず帰るために、目印に自分の家をカラフルなペンキで塗ったことが始まりだそう。その光景はまるでおとぎ話や絵本の中の世界の様です。
島の中心部にはレストランやカフェ、レース編みのお店が立ち並んでいます。レース編みはこの島の伝統工芸で、男性たちが漁から帰るのを待つ間に女性たちが作っていたと言われています。店内はレースでできた壁掛けや鍋敷きにコースターなどが所狭しと並び、どれも繊細な作りで乙女心がくすぐられるものばかりです。じっくりとお気に入りの作品を選んでくださいね。
About rakko
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