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ヤンゴンにて。

これは僕の視点であり、一概には言えないないが、
それでもミャンマーは東南アジア一安全で観光しやすい国だっと思う。
バスの中でスリの心配はないし、夜一人で町中を歩いても
全くといっていいほど危険な香りがしないのである。

それはこの国が閉鎖的であるということも、あるいは関係しているのかも知れない。
しかし、それ以上にこの国の国民性を大きく育てているのは、
やはり僕にはいまいちピンとこない『宗教』というものの存在なのだろう。

 

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近世でイギリスの植民地下にあっても尚、
国民が信仰を続けてきた仏教に対する思いは
現代になっても変わることがないのだ、とこの旅を通して実感した。

 

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それが実感できる場所がやはり、ミャンマー観光のメインスポットであるパヤーである。
最終日のヤンゴン、僕はヤンゴンのハイライトとも言えるシェダゴン・パヤーに来ていた。
平日の昼間でしかも雨もぱらついているにも関わらず、境内は信仰者で溢れかえっていた。
お供え物を持ってくるもの、お祈りをするもの、皆それぞれ僕には感じることの出来ない
『宗教』というものを求め信じここに来ているのだ。

 

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前記事でのマンダレーでの出会いもそうだが、
経済水準も低いこの国が治安がよく、人々がどこか幸せそうに暮らしているようにみえるのは
きっと、そういった精神のおかげなのだろう。
(もちろん僕がミャンマーの全てを知っているわけではないが…)

そして、それは日本人である僕には生涯理解できない考え方なのかもしれない。

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シェダゴン・パヤーからの帰り道、線路沿いを歩く。
ヤンゴンは世界的にも珍しく環状線が走っている都市である。

僕は時間が合わず乗ることが出来なかったが、興味がる人は是非とも乗ってみて欲しい。
山手線と同じ程度の距離を3時間掛けてゆっくり走るオツな列車らしい。

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そして、この日を最後に僕の学生時代最後の逃避行が終わった。

近年、民主化への舵切りと勤勉な国民性も相まって
世界と企業が注目しているこのミャンマー。
未開の地への労働力を求めたグローバル化の浸透は否応なしに
進んでいくのだろう。近年ANAが成田-ヤンゴン線の直行便を開通させたのは記憶にあたらしいと思う。
そうやって、新しい何かが浸透していき、古いものが壊され、そして世界との距離が縮まっていくのである。
もちろん、それの良し悪しは別として、だ。

僕はあまり、訪れた国をもう一度訪れたいと思わないのだが、
この国は数年後、もう一度旅行に来てみたいと当時思った記憶がある。
どれだけ、この国が変わったかを見るために。

つづく。

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