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北半球、最南端の氷河。-シルクロード横断編-

中国雲南省最大の観光スポット麗江にとうとうやってきた。

麗江旧市街はナシ族が作り上げてきた、独自の文化と町並みが広がっており、
世界遺産にも登録されている。

国外はもちろん国内からも多くの観光客が押し寄せる、正に一大観光地である。

僕が麗江を訪れた時、ちょうど中国の高校生の大学受験後の卒業旅行と
時期が重なったらしく、それはすごい人がここ麗江に押し寄せていた。

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ただ、やはり人が多く集まる場所はそれなりの何かを持っているということも
また事実であり、僕ら日本人にとってはどこか懐かしさ漂うような美し町並み。
そして、同じ道は二度と通れないのではないかと言うくらい入り組んだ道の先々で
常に新しい顔を見せるこの街は旅行者の5感を刺激するのだろう。

人の多さにうんざりするが、それでもこの先はどうなってるんだろうという
好奇心が僕の足を遠く遠くへと動かしていった。

 

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高い場所から街を一望してくて、上を目指していた。
でも、ここは標高2000m近くの高地にある街だ。
階段を登るその一歩がいつもよりも重く感じるのは
きっと、嘘ではないのだろう。

高山病というのはだいたい2000m近くから症状が出る人もいるらしい。

それでも、めげずに登ると見事なこの景色。
登ってきてよかった。達成感。

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そして、新市街の先に見えた、この山。
玉龍雪山と言うらしい。

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

はい。

火、ついてしまった。

 

登りたいと思ったが吉日。
早速宿に帰って情報収集。

宿の人に明日、登りたいと話をすると、
一人でか?と。酸素ボンベも買ってないのか?と。

・・・どうやらそれなりに事前準備が必要らしい。

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そして、翌日。

・・・僕はなんの準備も予定もなく山の麓まできていた。
もちろん、一人だ。

 

・・・だって、登れるって聞いたんだもん。

しかもロープウェイで。標高5000m近くまで。

しかも、氷河見れるってきたんだもん。

 

『北半球、最南端の氷河』

それを聞いたら、もうドキドキが止まらなかったのだ。

さて、ロープウェイの麓までは、バスで行くことが出来る。
すでにこの時点で標高3300mオーバー。
ちょっと歩くと息が上がる。

そして、いざロープウェイで山頂近くまで。

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ココからは歩きだ。
すでに酸素ボンベを当てて歩いている人が結構いる。
標高は4400m。
もう、とりあえず、今までに立ったことのないような高さに立っていることに
かなりテンションが上がっていた。

外国人は僕以外にほとんど見かけない。(まぁ、これは中国のどこに行ってもそうだったけど)
一人ぽつんとテンションの高い外国人に周りの中国人はすごく優しかった。

僕はここで、酸素ボンベ1本と酸素入り水ペットボトルを2本恵んでもらった。
みんな、ほんとにいい人だ。

さぁ、準備は出来た。登山開始だ。

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あまりの標高の高さに最高地点4680m(この山は未だ処女峰だ)まで登れる人は少ないらしいが
僕はみんなからのお恵みのお陰でなんとかてっぺんまで登ることが出来た。

どれくらいテンションが高かったかと言うと、
日本人一人で勝手にまじって右の写真のテンションである。

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標高の高さにテンションが上がりっぱなしで、肝心の氷河を
忘れていたが、コレが氷河らしい。

・・・うん。なんとも微妙だ。

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こうして、楽しい玉龍雪山登山が終了した。
山の麓3300mまで降りてくる頃には雲が取れ、
突き抜けるような青空が広がっていた。
地上では見れない青さが広がっていた。

そして、この雪山では日本にいたら感じることの出来ない
中国人の優しさに触れてきたのだろう。

ちょうどこの時は、反日デモが激化して、日本企業のビルが襲撃にあった2,3ヶ月後。

日本メディアの報道とは裏腹に僕の中国旅行は快適そのものだった。

そう、情報操作や私利私欲の大好きな日本のメディアは伝えない、
『中 国 人』と僕は今、触れ合っているのである。

 

-次回、桃源郷シャングリラへ

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