Main Menu

桃源郷シャングリラを歩く。-シルクロード横断編-

もう、6月下旬にもなるのに、凍えるよな寒さだった。

ここは標高3000m強。
3000mを超えると真夏の夜でも、寒さが堪える日があるような場所だ。

僕は雲南省最後の街になる、香格里拉(シャングリラ)に到着していた。
シャングリラはチベット族が住む街であり、
チベット自治区への個人旅行が制限されるようになってからは、
もっとも手軽にチベットを感じることの出来る街として、有名になっていった。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

チベットといえば、その独自の文化でも有名である。

写真の旗はタルチョと言ってお経が書かれて5色の旗のこと。
それぞれの色に意味があり、街を美しく彩っている。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

チベット仏教はお寺も有名である。

チベット自治区のラサにあるポタラ宮という寺院は世界遺産にも登録されていて
飲み込まれそうになるほどの威厳を感じることが出来る。

そして、ここシャングリラにも別名小ポタラ宮という愛称で呼ばれいてる松賛林寺という
シャングリラエリア・チベット寺院の総本山がある。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

やはり、頭の中で作った世界と、実際にこの目で見る世界は
1味も2味も違うものである。

寺院を目の前にすると、僕の周りにある空気がガラリと変わるのを感じる。
否応なしにチベットに来たのだ。そう感じてしまうほど、
コレほど圧巻された寺院は今までにないだろう。

もちろん、そう感じたのは、僕の頭で作り上げたチベットの知識や
前情報があってのことと思う。

チベット自治区はもちろんのこと、シッキム王国然り、ラダック然り
チベットの歴史は常に迫害と併合の歴史だ。

それでも信仰をやめない人々。
そして、色褪せることなく威厳を放ち続ける寺院。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

誰かがこんなことを言っているのを思い出した。

『チベットとは国ではなくて想いなのだ。』

 

 

今日もタルチョが風にはためいてお経を鳴らしていた。

どこまでも真っ青に続く高い空をめがけて。

 

次回、成都へ

 

    Comments ( 2 )

  • coral

    写真と文章を通して未知の世界を知る。
    この記事はそういう楽しみ方を教えてくれます。
    とても楽しく未知の世界に思いを馳せながら毎回読んでいます。

    • tuck

      coralさん
      コメント有難うございます!

      拙い文章ですが、楽しく読んでいただけているなら幸いです。
      僕も文章を書きながら、また新しい世界に出会ったりします(笑)

コメント投稿欄

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>