マルチカルチャーなドイツの夏祭り

日本に盆踊りや夏祭りがあるように、ドイツでも夏至の頃には『町内の夏祭り』のようなものがあります。
今回はロマンティック街道の町アウグスブルグのサンクト・ウルリッヒ- サンクト・アフラ教会がある地区の夏祭り『ウルリッヒフェスト(Urlichfest)』の様子をちょっと報告。
お祭りの前日。通りは洗濯物のデコレーションが。何だか南欧の雰囲気を感じます。
『イタリア風の雰囲気を出ていていいだろう。』と地元の人のお言葉。
実はドイツ人は太陽が輝くイタリアが大好き。休暇になるとせっせとアルプスを超えて南に向かいます。
あのドイツの文豪ゲーテも失恋して『センチメンタルジャーニー』を決め込みイタリアへ旅行しています。
さてお祭り当日はたくさんの人、人、人。食べ物の屋台やフリーマーケット、ミニコンサートなど地元の人たちがお祭りを盛り上げていました。
食べ物屋の屋台は国際色豊か。ドイツ定番のグリルソーセージ以外にも、アフリカ、タイ、中近東料理などの各国料理がありました。外国からの移民が多くマルチカルチャーなドイツの現状をしっかりと味覚で体感。悪くないです。
ドイツを始め西ヨーロッパ諸国では移民問題について議論が絶えません。でもこのお祭りではドイツ文化と異国文化が程よくミックスしている感じでした。
さて以前ここで見つけたお気に入りのアトリエ『SORELLAS』もマルチカルチャー。気になってまた覗いてみました。
レトロ感溢れた手描きのシュナップス(お酒)のおちょこと、粋な和柄のピアス & 指輪発見!
お土産にナイスの大きさです。
お祭りは夜中まで続き皆さん夏の夜を謳歌していました。
ドイツといえば秋のビール祭りやワイン祭りが有名。でも地元の人が楽しむ夏祭りにも違った魅力がたくさんです。
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