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憧れの砂漠にやってきた。-シルクロード横断編-

宿のおやじが何か言っている。
中国人の英語の発音は綺麗なはず(私感)なんだけど、
このおやじのはどうも聞き取りにくい。

まぁつまりこういうことを言っているのだ。
『お前、こんな時間から砂漠に向かったら暑くて死んでしまうぞ!
日が沈み始める前、そうだな4時くらいに行ったほうがいい。』

なるほどね。そういうことか。

この日、僕は鳴砂山と莫高窟へのアクセスの拠点となる街『敦煌』に来ていた。
目的はもちろん、鳴砂山という砂漠(正確には砂丘郡と言うべきか)だ。
だって、砂漠ってそれはもうロマンの塊みたいなもんだろ!?
砂漠の中、一人で歩くとか考えるだけで心躍るじゃないか!

幼い頃から砂漠というものにやたら憧れを抱いていた僕。
その憧れの存在が目と鼻の先にあるのだ。

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というわけで、まぁ気持ちを抑えるということを知らない僕は
おやじの忠告を無視する形で昼過ぎから砂漠に向かった。

市街地から砂漠の入り口までは、バスが走っている。
もうほんとに街の目と鼻の先に砂漠が広がっている。

そして、バスが走ること約15分。

 

!!!!!!!!!

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おおおぉぉおぉおぉお!!!!

まさか、こんな形で見える?砂漠wwwww
市街地からの一本道をずっと進むと突如として現れる
砂の城に思わず笑みが溢れる。

正直、ここまで成都、西安とイマイチ面白みに欠けた旅をしていたので、
この時の衝撃たるや、いざ知らず。(笑)

 

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早速入場券を買い、いざ登頂を開始!

が、しかし…暑い…(笑)
むちゃくちゃ暑いぞ、ここ!

まぁそれはそうだ、宿のおやじに散々言われたからな。

 

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でも、暑いお陰で人がほとんどいないから、
こんな美しい景色を眺めることが出来た。
(何度も言っているが、中国は何処に行っても人だらけだ。)

人間の、いや自分の小ささを助長させる圧倒的な存在感。
月並な言葉だが、地球とはこんなにも大きい。
この言葉に今の僕の全てが詰まっている。

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そして迎えるサンセット。
日が赤く染まっていくにつれて、砂も赤く染まっていく。
これからは哀愁の時間だ。

風が常に同じ方向から吹くお陰で、この砂の山が出来るらしい。
今日も風に吹かれ、砂たちが鳴いている。
砂が鳴くから鳴砂山。

この旅のこと、明日のこと、明後日のこと、この旅が終わってからのこと、
ずっとずっと将来のこと。

ぼんやりと、頭の中で未来の自分を思い描いていたら、

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いつの間にか、陽が沈んでいった。

 

よし、宿の帰ろう。まだこの旅は始まったばかりなのだ。

 

–次回は世界で一番内陸にある街へ。

 

※鳴砂山のことを砂漠と表現しているが、正しくは砂丘というのが正しいです。

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