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中国最後の街カシュガル-シルクロード横断編-

バスを降りてからどうにも体調が優れなかった。
ここ数日ビザの期限の関係で移動→観光→移動→宿泊
というのを繰り返していた。
そのせいで疲れが溜まっていたのだと思う。

キルギス入国寸前のカシュガルという街でとうとう
限界を迎えたらしい。

今でもウイグル色を色濃く残すカシュガルは
僕が新疆ウイグル自治区で一番楽しみにしていた場所だった。
東の中国とは明らかに違う文化や宗教、食べ物、
そして毎朝聞こえてくるアザーンは
きっと目隠しをされてこの地に連れて来られたら
誰だってここを中国だとは思わないはずだ。

しかし、心のワクワクとは裏腹に僕はゲストハウスのベットに横になり
体調が回復するのに務めるしかなかった。

しかし、後2日で中国を出国しないといけないので
少し休んでだるい体を引きずって近場の観光に出かけることに。
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やってきたのはイエディガル・モスク
新疆最大のイスラム教寺院だ。

 

僕が今まで訪れたことのあるイスラム教国家はトルコだけ。
イスタンブールに乱立するモスクと比べると見劣りしてしまうのは
仕方がないことだが、流れてくるアザーンや空気は正にイスラームの
それである。

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軒を連ねる土産物屋も中東、と言うか
シルクロードの香りが漂うものばかりだ。

 

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そして、カシュガルの街をあてもなく散策。

政治的にも難しいこの地は、日本で暮らしていると
それこそ多くの情報は入ってこないし、とても危険な香り
のする場所に思えてくる。

でも、そんな場所にも当たり前に人が暮らしていて
当たり前のように笑顔があるのだ。
それはきっと、北だってアフガンだって、イラクだって同じだ。

もちろん、ここに住む人達の心の奥にどんな感情が
あるのかは僕にはわからないが。。。

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さて、あまり無茶は出来ないと宿に戻ると
宿のオーナーが体調の優れない僕を見かねてか
劇に誘ってくれた。お互いあまり、英語も得意でなく
意思の疎通が上手く交わせないがこういう親切が
旅の醍醐味でもあるのだ。

・・・もちろん、中国語がわからない僕には
なんの劇かすら理解出来なかったが、
この地に住む庶民にまじって劇を鑑賞出来たことが
嬉しかった。

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出発の時。

中国東の上海から西のカシュガルまで来るのに丸一ヶ月。
地図で見る中国のデカさは、実体験をしてみたら
途方も無いデカさだった。

そして、次の国は遊牧民の国キルギス。
僕の旅の舞台は中央アジアに移る。

目の前に広がる雪山に心跳させながら次の街へ。

 

–次回、いよいよ二カ国目キルギス

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