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ガンジス川で◯◯を叫ぶ。-南アジア放浪記編-

バラナシには全部で80を超えるガートが存在する。

ガートとはガンガー(ガンジス川)に階段上に伸びる
沐浴場のことで、毎日多くのインド人が沐浴を行っている。

前回の記事にも書いたが、ガンガーで沐浴をすることは
インド人にとっての一種の夢や希望のようなものなのだ。

そして、数あるガートの内、2箇所だけ火葬を行っている
ガートが存在する。それが、マルカニカ・ガートと
ハリスチャンドラ・ガートだ。

カンガーで火葬されると、現世の全ての罪が洗い流される。
と言われおり、多くのヒンドゥー教徒がここカンガーでの
火葬を望んでいるのだ。

誰かが、こんなことを言っていた。
『町のために火葬場があるのではない。
火葬場のために町があるのだ。』

それほど、この2つのガートはヒンドゥー教徒にとって
重要な意味を持っている。

全てのガートを見るのは到底無理なので、
ひとまず、このハリスチャンドラ・ガートを目指すことに。

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今朝から、歩くバラナシの町は相変わらずの
匂いと汚さだ。

そして、宿から10分ほどの距離にある、ハリスチャンドラ・ガートだが、
たかが10分の距離と侮ってはいけない。
ここがインドであることを忘れてはいけない。

その10分に悲劇は起こった。

海外では日本と違い、水道水が飲めない地域が殆どであるので
大概の人はミネラルウォーターを買って水分補給をすると思う。

もちろん、それはインドでも同じことで、この日も僕は例外なく
露天でミネラルウォーターを買った。

注意を怠ったと言えば、それまでだ。
ただ、この日は猛暑と纏わりつく湿気で僕の身体は
一刻もはやく水分を欲していたのだ。

そして、チャップを開けて、喉に水を注いだ瞬間に感じる違和感…

…?

…み、みず?

この時、僕は忘れていたのだ。ここが、インドだということを。

明らかに水の味のしないそれ。
何かの間違いであることを願ったが、それは叶いもせず…

それは、良くて水道水
最悪ならガンガーの川の水だ。

一瞬、頭が真っ白になった。

そして、思考回路は色々な未来を予測しだしたが、
僕が旅人である以上、行き着く結論は一つだった。

『自己責任』

これから、一週間くらいか?その間は下痢も高熱も
甘んじて受けなくてはいけないのだ…

にしても、インドでこの仕打は酷い。
ここのところ、HAPPYな出来事が極端に少ない…

…まぁ、でも仕方がない。ここはインドだ(←と言い聞かせるしかない…)
ひとまず、露天の店主に文句を言わなくては。

来た道を引き返し、店主の元へ。

おい、この水 ミネラルウォーターじゃないじゃないか!

勿論、英語も大して通じていないと思う。

しかし、店主は全てを悟ったのごとく、
代わりのミネラルウォーターを冷蔵庫からだして、
僕に差し出した。まったく悪びれた様子もなく。

これだ。これなのだ。

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宿から10分のガートにやっとついたとか、
そういうことではない。

だから、

インドなんか大嫌いなのである!!

だから、ガンガーに向かって叫ぶのだ。

インドなんて大っ嫌いだーー!!!

–次回、それでもガートを観光します。

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