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トレッキング体験-南アジア放浪記編-

日も登らない早朝4時、
僕はバイクの後ろにまたがった。

盆地にあり、空気汚染が深刻なカトマンズ市街も
早朝は車の通りも少なく、幾分空気も澄んでいるように感じる。

それでも、僕をバイクに乗せ走るおっちゃんは、
身体に悪いからマスクはしろよ、と注意してくれた。

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宿から小1時間ほど走っただろうか。
コンクリートはみるみる姿を消していき、濃霧の中を
ひたすら上へ上へとバイクは進む。

―到着だ。

おっちゃんが言った。

―天気が良ければここからヒマラヤが見れるんだけどな。

生憎の濃霧でヒマラヤどころか、10m先も見えているか怪しい。

この日、僕はバイタクをチャーターして、ヒマラヤのビューポイントとして、
ツーリストに人気を集めているナガルコットに来ていた。

―たぶん、今日は見れないだろうな。どうする?帰るか?
天気も悪くなるかもしれないぞ。

小雨もぱらついてきている。

…いや、せっかく来たしチャング・ナラヤンまでトレッキングするよ。
帰りはバスで帰るからこれでバイバイ。

ナガルコット―チャング・ナラヤンはヒマラヤを眺めながらの
4時間ほどのトレッキングが出来るコースとして有名らしく、
道も全く険しくないと聞いていたので、天気はあまり良くないが
せっかくなら…と思い、バイタクのおっちゃんに別れを告げた。

 

まだ早朝6時。
とりあえず、朝食にしよう。
頼むのは当たり前のように、チャイだ。
ミルクと砂糖たっぷりと笑

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朝食を済ませ終える頃、霧も開けていき
ところどころに太陽の日差しが差してきた。

ヒマラヤはすっぽり厚い雲に覆われているが仕方がない。
天気までは流石に操れない。

さて、いよいよチャング・ナラヤン目指してトレッキング開始。
※正直これはハイキングだと思うが、現地人がトレッキングと言っていたので
トレッキングと言うことにしておく(笑)

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このコースは森や山の中を歩くようなコースではなく、
民家と民家をつなぐ小道を歩くのが特徴らしい。
舗装路ではないが、砂利道がしっかりあるのはありがたい。

そして、景色は言わずもがな、だ。
斜面にそって田畑が耕され、民家が寄り添って建てられている。
どこか、日本の田舎のような風景は
飽きることなく僕の足は前へと運んでゆく。

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そして、1時間も歩かないうちに雲はすっかり取れて
絶好のトレッキング日和となった。

これは、全く苦にならない4時間になりそうだ。

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そして、歩みを進めるごとに
沢山の生き物・家畜・人と出会い、からかい、談笑し、

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休憩しては美しい景色に癒され、

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予定オーバーの約5時間でチャング・ナラヤンへ到着した。
チャング・ナラヤンは世界遺産にも登録されているヒンドゥー教寺院だ。

 

まぁ、しかし、盛大にトレッキングを楽しんで疲れた身体を
癒やすのは、決してこの装飾が美しいチャング・ナラヤンではなく
僕の喉を勢い良く潤していく、コップなみなみに注がれた
現地のビールであることに間違いはなかった(笑)

–次回、ネパールで噂の日本食紹介

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