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「なぜ今、働く主婦であるオンナの私が、ひとりでアジアの旅にゆくのか?」

ひとり旅に出始めたのは、今から2年前。33歳ゾロメの春だった。

これまで日本国内で一人旅に行ったことがあった場所は、20代の頃に、西表島くらい。あとは躊躇して、というか、前向きに「おひとりさまを楽しむ自分」に成れなくて、慣れなかったからだ。甘えんぼうだったし、さみしがりやだった。でもそんな私がいきなり日本を飛び越して、アジアで一人旅を始めたのには、幾つか理由がある。

 

まず1つめは、上海勤務になったこと。結婚してるというのに旦那を日本に置いての単身赴任である。我が家は相当ひらけた家族だと思う、どこにいても何をしていても家族を成していれば、自分のキャリアプランやライフプランの実現を大切にする家族である。旦那と離れてしまって、日本と違う上海での休日を持て余し、主婦業をしなくて良くなってしまった自分は、キャリアプランやライフプランに100%時間を使えることになった。

2つめは、上海で働いていて、こんなに近い土地で、似ている見た目なのに、違う文化と風習があるということを身を以て知ったこと。ニュースを見聞きして頭で分かっていても、本当に触れたり知ったり身を置いたりすることで実感することの重要さを、私は知った。

3つめは、アジアがこれから元気だということ。欧・米・亜でのGDP成長率は現在比率で言うと、1:2:5であることを知っていますか?(出典:経済産業省:海外事業活動基本情報より)アジアはアメリカの5倍のスピードやボリュームで事業が伸びている。バブルが弾けた後に正社員として入社した会社では、大成長する市場がないままに数年が過ぎていた。私はもっとその、先輩たちが見ていたバブルのような勢いの良さを、自分だってこの目で見たかった。

4つめは、アジアはこんなに近いのに、沢山の違う国がひしめき合い、世界の人口の半分以上がこのアジアに集まっている。中国とインドを足しただけでも、世界の半数だ。その市場を狙って、欧米からも北米からも多くの人たちが集まってきている。

そんな場所に、どんな文化があって、古いもの・新しいものがどう混じり、何が待っていて、何を感じるのか、自分に湧き起こる革命みたいなものを感じたくて私はアジアの旅に出ることにした。好奇心は止められない。但し、働いているし、旦那と単身赴任で離れているけど主婦でもある。休日と資金は念入りに準備をして出掛けることになった。

 

アジアは食べ物も受け入れやすい味が多く、宗教も富み、歴史が長い。同じアジア人でも、少しずつ顔つきも違うし、言葉も多彩。それだけ文化がそれぞれあるということ。そして、何か懐かしい日本やふるさとを思い出すシーンも沢山あり、発展の途上にいるからこそ、自分勝手で、騙されたりもすることもある。費用も欧米や北米に比べてわずかな投資で、それら別文化に触れることが出来る。日本から近くて、LCCも沢山飛んで距離はもっと近くなった。でも心の距離はどうだろう?もっともっと自分から飛び込んで、自分の目で見たり聞いたりしてみたい。それが私の旅の原動力になっている。                                                                              菅野静

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